観葉植物 ミルクブッシュの特徴と育て方は?

ミルクブッシュ 種類
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 観葉植物 ミルクブッシュの特徴と育て方は?

ミルクブッシュは、鮮やかな緑色の細い茎が独特な観葉植物です。
耐陰性があるため室内でも育てやすく、インテリアグリーンとしても人気を集めています。

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特徴

ミルクブッシュはトウダイグサ科ユーフォルビア属の品種で、原産地は南アフリカや熱帯アフリカです。
乾燥した地域に自生しており、茎部分は水を溜め込めるよう多肉質になっています。
株が小さいうちは多肉植物のようにぷくっとしている茎も、大きくなるにつれて木質化して樹木のようになるのが特徴です。

見た目がサンゴに似ていることから、日本では「アオサンゴ」「ミドリサンゴ」という別名で呼ばれることもあります。

葉はほとんどついておらず、とても小さな楕円形の葉をつけますがすぐに落ちてしまうので、茎の樹形を楽しめる品種です。

ミルクブッシュという名前は、茎の切り口から出る白い樹液がミルクのように見えることから由来します。
ミルクと聞くと可愛らしい感じがしますが、樹液に直接触れるとかぶれてしまうことがあるので注意が必要です。
特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、手の届かないような場所で管理するのが良いでしょう。

育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
耐陰性があり室内でも育てられますが、適度に日光をあてた方が丈夫に育ちます。
観葉植物用などの水はけの良い土を使用するのがおすすめです。

・春
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
室外・室内問わず育てられますが、適度に日光をあてた方が強い株に育つため明るい場所で管理しましょう。
直射日光は葉焼けの原因になるので、日光のあたり具合をよく確認してください。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。

肥料は薄めた液体肥料や置き型の化成肥料を与えると良いでしょう。
植え替えは成長が盛んなこの時期にするのがおすすめです。
植え替え作業をする際は、樹液で手が荒れないように手袋をしてください。

・夏
風通しと日当たりの良い場所で育てますが、直射日光には注意が必要です。
室内で育てる場合はレースカーテンを引いた窓際などのやさしい光があたる場所に置き、冷房の風が直接あたらないようにしましょう。
室外で育てる場合は明るい日陰を選び、日光のあたり具合によって適度に遮光してください。

土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、暑さで鉢内が蒸れないように夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えましょう。

・秋
春と同様に、風通しと日当たりの良い場所で育てます。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態を見ながら水やりの回数を徐々に減らしてください。

・冬
風通しと日当たりの良い場所で育てます。
寒さは苦手とするので、室内の暖かい場所で管理すると良いでしょう。
霜や雪にあたると枯れてしまうことがあるので、注意が必要です。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、様子を見ながら与えてください。
たくさん与えると土が乾かず、根腐れをおこすことがあります。

ミルクブッシュ

 

 

 

 

 

 

病気と害虫

ミルクブッシュは、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

注意ポイント

ミルクブッシュは丈夫で育てやすい品種ですが、寒さには弱いため冬場の管理に注意しましょう。
寒くなってきたら室内の明るい場所に移動し、暖房の風などが直接あたらない場所に置いてください。

室内・室外問わず育てられますが、より丈夫な株にするためにも明るい場所に置きましょう。
直射日光は葉焼けの原因になるので、日光のあたり具合はよく確認してください。

茎からはシュウ酸カルシウムという樹液が出るので、小さなお子様やペットがいるご家庭は、手の届かないところで管理しましょう。

一般的な価格(販売価格)

ミルクブッシュはサイズによって価格が変わりますが、数千円程度で購入可能です。
大きいサイズになると2~3万と高額になるので、好みの大きさのものを選ぶと良いでしょう。

茎の樹形が独特なミルクブッシュ。
お部屋のインテリアグリーンに育ててみてください。

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