観葉植物 アロカシアの特徴と育て方は?

アロカシア 種類
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観葉植物 アロカシアの特徴と育て方は?

アロカシアは、温暖な地域を中心に約65種類程度の品種が存在する観葉植物です。
クワズイモなどもアロカシアの一種で、比較的育てやすい品種が多いため初心者の方にも人気があります。

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+特徴

アロカシアは、サトイモ科アロカシア属の品種で原産地は東南アジアやインド、太平洋諸島、オーストラリアなどです。
温暖な地域に幅広く自生しており、日本でも沖縄や小笠原諸島に生息しています。

アロカシアは約65種類の品種が存在すると言われており、地上部や地下部に根茎をもつのが特徴です。

観葉植物の中でも人気の高い「クワズイモ(アロカシア・オドラ)」はアロカシアの一種で、他にもクワズイモを少しコンパクトにしたような「シマクワズイモ(アロカシア・ククラータ)」や、濃い緑色の葉に銀白色の葉脈が独特な「アロカシア・アマゾニカ」、葉に光沢があり裏側が黒っぽくなった「アロカシア・ポリー」など、個性的で独特な品種がたくさんあります。

注意したいのは、樹液に毒性のある「シュウ酸カルシウム」を含んでいる点です。
植え替えなどを行う際は、素手で触らないように手袋をして作業するのが安心でしょう。
また、小さなお子様やペットがいるご家庭では置き場所に注意してください。

独特な見た目に反して育てやすい品種が多いので、初心者の方にもおすすめです。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
室内・室外問わず育てられますが、直射日光は葉焼けの原因になるので適度に遮光できる場所で育ててください。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、レースカーテン越しの窓際などを選ぶと良いでしょう。
室外で育てる場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

アロカシアは湿った環境を好む品種が多いため、水やりは土の表面が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えましょう。
水切れしないように、鉢の半分くらいまでを水に付けて腰水で育てるのもおすすめです。

肥料はあまり必要としませんが、春から秋にかけて薄めた液体肥料や2か月に1回程度緩効性肥料を与えても良いでしょう。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光しても良いです。

夏場は暑さで水が乾きやすいので、土の表面が乾いたら水やりをします。
日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意しましょう。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るので、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしてください。
目安としては、10月頃から減らしていくと良いでしょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てますが、寒さには弱いので室内で管理します。
明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。
また、窓際などに置く場合は朝晩気温が下がりやすいので注意しましょう。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いて4~5日空けて与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。
肥料も必要ありません。

アロカシア

 

 

+病気と害虫

アロカシアは乾燥した状態が続くと、ハダニなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせておこないましょう。

また、室外で腰水をしていると、ナメクジが寄ってくることがあるため、こまめにチェックしてください。

 

+注意ポイント

アロカシアは水を好む性質があるため、春から秋は水切れしないように注意しましょう。
腰水などを取り入れて湿潤な環境で育てるのがおすすめです。
反対に、冬場は水やり回数を減らし乾燥気味に育ててください。

室内・室外問わず育てられますが、直射日光を苦手とするので日当たりには注意しましょう。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。
また、寒さには弱いので気温が下がってきたら室内に移動させましょう。

+一般的な価格(販売価格)

アロカシアはサイズや品種によって価格が変わりますが、500円~2,000円程度のものが一般的に流通しています。
珍しい品種になると1万円以上するものもありますが、クワズイモなどは100円ショップでも取扱いがあるため、まずは手軽に育ててみるのもおすすめです。

さまざまな葉姿を楽しめ、育てやすいのが魅力のアロカシア。
お部屋のインテリアグリーンにぜひ育ててみてください。

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