観葉植物 ギヌラの特徴と育て方は?

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観葉植物 ギヌラの特徴と育て方は?

画像出典:https://item.rakuten.co.jp/tanoshimidori/10000468/

ギヌラは、一般的な店舗ではあまり見かけることのない珍しい品種で、紫色の葉が個性的な観葉植物です。
花も咲かせますが、匂いが臭いことで知られています。

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+特徴

ギヌラは、キク科サンシチソウ属の品種で、原産地はユーラシア大陸、アフリカ大陸と周辺の島々です。
サンシチソウ属はギヌラ属と表記されることもあり、100種類以上の品種が存在すると言われています。
株全体はつる性があり、サイズはあまり大きくならないのが特徴です。

一般的な園芸店やホームセンターなどでは取扱いが少なく、あまり見かけることがない珍しい品種です。
鮮やかな紫色の葉はインパクトがあり、観葉植物や寄せ植えのポイントとしても使われています。
この紫色の葉を持つ品種は、ギヌラの中でも一番ポピュラーな「パープル・パッション」という園芸品種です。
また、葉の縁に斑が入っている「パープル・サンダー」という品種も、観葉植物として流通しています。

ギヌラは紫色の葉以外にも、花に特徴があります。
春から秋にかけて咲かせる花は、見た目は普通なのですが、異臭がすることで有名です。
「せっかく咲いたのに」と思うかもしれませんが、早めに切り落とした方が良いでしょう。
とくに、室内で育てる場合は、匂いが充満しやすいので気を付けてください。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
室内・室外問わず育てられますが、直射日光は葉焼けの原因になるので適度に遮光できる場所で育ててください。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、窓際など明るい場所を選ぶと良いでしょう。
室外の場合は、明るい日陰などを選んで直射日光があたらないようにしてください。

水やりは土が乾いたら底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないように注意しましょう。

肥料は春から秋にかけての2か月に1回程度、緩効性化成肥料を置き肥すると良いでしょう。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。
また、西日にも注意してください。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えましょう。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、直射日光には注意しましょう。
春・夏と同様、室内であれば窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってきたら、状態をみながら徐々に水やりの回数を減らしていきましょう。
花が咲いているようであれば、早めに切り落とすのがおすすめです。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てますが、寒さにはあまり強くないため室内で管理しましょう。
室内の明るい場所に置き、暖房などの風が直接あたらないようにしてください。
休眠期にあたるので水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから数日開けて与えてください。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしましょう。
肥料も必要ありません。

 

画像出典:https://item.rakuten.co.jp/tanoshimidori/10000468/

+病気と害虫

ギヌラは、ハダニカイガラムシアブラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

+注意ポイント

ギヌラは、明るい場所を好みますが、直射日光をあてると葉焼けをおこすことがあります。
室内であれば明るい窓際、室外であれば明るい日陰など、適度に遮光できる場所で管理してください。
ただし、日照不足になると葉色が悪くなったり、株自体が弱くなってしまう可能性もあるので注意しましょう。

水やりは土が乾いたらたっぷりと与えますが、受け皿に水が溜まったままにならないようにしてください。
冬場は、与えすぎると土が乾かず根腐れをおこしてしまうので、様子を見ながらにしましょう。

花は異臭を発するため、咲きはじめたら切り取るのがおすすめです。

+一般的な価格(販売価格)

ギヌラは、サイズや品種によって価格が変わりますが、ポット苗程度の小さいサイズの株であれば1,000円以下で購入可能です。
一般的な店舗では取扱いがないことも多いため、大きな園芸店やネット通販などで探すと良いでしょう。

紫色の葉が鮮やかで珍しいギヌラ。
花から異臭がするといった難点はありますが、ぜひ育ててみてください。

 

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