観葉植物 フィカス・ベンガレンシスの特徴と育て方は?

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観葉植物 フィカス・ベンガレンシスの特徴と育て方は?

 

フィカス・ベンガレンシスは人気の高いゴムの木の一種で、どんな部屋に置いても馴染みやすい観葉植物です。
大きめの丸い葉と個性的な樹形が目を惹き、オシャレな空間を演出してくれます。

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+特徴

フィカス・ベンガレンシスは、クワ科フィカス属の品種で原産地はインドです。
インドのベンガル地方が原産のため、「ベンガルシス」という名前が付けられました。

観葉植物の中でも知る人が多いゴムの木の一種で、「フィカス・ウンベラータ」「フィカス・アルテシマ」と並んで高い人気を誇る品種です。
大きめの丸い葉は、鮮やかで艶のある緑色をしており、お部屋の雰囲気をぱっと華やかにしてくれます。
また、幹部分はまっすぐ上に伸びる樹形のものから、くねくねと曲がった樹形のものまであり、同じフィカス・ベンガレンシスでもさまざまな見た目を楽しめるのが特徴です。

原産地では、樹高が30m程度にまで成長し、葉の大きさも1枚20cm程度になります。
日本で一般的に流通している品種はそこまで大きくならないものの、シンボルツリーになるくらい存在感があるでしょう。

風水的に見ると、丸い葉には「リラックス効果」「金運アップ効果」があると言われています。
花言葉には「長寿」「永遠の幸せ」などもあるため、贈り物にもぴったりの品種です。

ただ、剪定の際などに出る白い樹液は、肌をかぶれさせることがあるため注意しましょう。

+育て方

一年を通して、風通しの良い明るい場所で管理しましょう。
強すぎる直射日光は、葉焼けの原因になるので注意が必要です。

・春
風通しが良く、明るい場所で育てます。
室内で育てる場合は、窓際などの明るい場所を選んでください。
室外で育てる場合は、明るい日陰など、直射日光があたらないようにしましょう。

水やりは表土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度にたっぷり与えましょう。
水やり後は、受け皿に水が溜まったままにならないように注意してください。

肥料はあまり必要としませんが、春から秋にかけて薄めた液体肥料や緩効性化成肥料などを与えても良いでしょう。
与えることで、葉付きが良くなり、より色艶もよくなります。

・夏
風通しの良い場所で育てますが、直射日光は葉焼けの原因になるため注意が必要です。
室内であればレースカーテン越しの窓際など、直射日光と冷房の風が直接あたらない場所を選びましょう。
室外であれば直射日光にあたらないように注意し、遮光ネットなどを活用して適度に遮光してください。

夏場も土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、日中の暑い時間帯に与えると鉢内が蒸れてしまうので、夕方以降の暑さが落ち着いた時間帯に与えてください。

・秋
風通しが良く明るい場所で育てますが、気温が高いうちは直射日光に注意しましょう。
夏と同様、室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰で管理してください。
冬が近づくにつれて気温が下がってくると休眠期に入るため、状態をみながら水やりの回数を徐々に減らしていきましょう。

・冬
風通しが良く明るい場所で育てます。
室外で育てている場合、気温が15度を下回るようであれば、室内に移動させましょう。
室内での管理は、暖房などの風が直接あたらない、明るい場所に置くようにしてください。

休眠期にあたるので水やりは控えめに、土が乾いてから数日開けて与えましょう。
たくさん与えると土が乾きづらくなるので、様子を見ながらにしてください。
水を控えめにすることで、耐寒性を上げられます。
肥料は必要ありません。

フィカス・ベンガレンシス

出典:https://item.rakuten.co.jp/landplants2/

+病気と害虫

フィカス・ベンガレンシスは、ハダニアブラムシ、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
発見したらピンセットなどですぐに駆除するようにしましょう。
数が多い場合は市販の殺虫剤を使用するのもおすすめです。

葉水を定期的におこなうことで害虫がつくのを防いでくれる効果もあるので、水やりと合わせて忘れずおこないましょう。

+注意ポイント

フィカス・ベンガレンシスは、日光を好む性質をもつものの、直射日光をあてると葉焼けをおこすことがあります。
室内であればレースカーテン越しの窓際、室外であれば明るい日陰など、適度に遮光できる場所で管理してください。

耐陰性もあるため、室内の日光があまり入らない場所でも育てられますが、弱い株になってしまう可能性があります。
室内で日光を取り込みづらい場合は、1週間のうち数日程度、室外に出してあげると良いでしょう。

寒さにも比較的強いですが、気温が15度を下回る時期は室内の暖かい場所に移動させてください。

水やりは、基本的に土が乾いたらたっぷりと与えます。
ただし、冬場は休眠期で水をあまり必要としないため乾燥気味を保ってください。

+一般的な価格(販売価格)

フィカス・ベンガレンシスはサイズによって価格が大きく変わります。
卓上に置けるようなコンパクトなサイズであれば、1,000~3,000円程度で購入可能です。
大きい株になると5,000~数万円することも珍しくないため、置き場所などから好みのものを選ぶと良いでしょう。

丈夫で育てやすく、お部屋の雰囲気を明るくオシャレにしてくれるフィカス・ベンガレンシス。
ぜひ、インテリアグリーンとして育ててみてください。

 

 

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